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「吸いつくようなのぼりが美しい」

綺麗にフィットしている又はシルエットが美しいとされるスーツには共通して言えることがある。

それが「のぼり」だ。

肩から首にかけて生地が沿い上ってゆく様を専門的な用語で「のぼり」と言いいシルエットを決める重要な個所。

Piccoloのパターンは「のぼり」にこだわった立体的で美しいシルエットなのだ。

通常1枚で形成されるエリは技術を要し、中途半端だと襟が浮やすく、いかにも平面的でフィット感のない首元になってしまい何も意味がない。

そこで、工程を簡略化させコストをかけず、比較的容易に「のぼり」が出しやすい２枚襟を採用しシルエットを形成した。

更に「ヒゲ襟」と呼ばれるこれまた専門的用語の登場だが、ジャケットの上衿の裏側に隠れる表地の返し部分。

襟ハネを抑え、身頃に襟が吸い付くように生地を巻き縫われており、手のかかる仕様として「高級な仕立て」の証ともされる。

「いい洋服は丸みを感じるものだ」

とはよく言いますが、かく言う「のぼり」や「ヒゲ襟」も"丸み"を出すための重要なファクター。

オーダースーツの世界に踏み出す第一歩としても是非体験してみてほしい価値のあるスーツだと自負している。

「テーラーの技術とセレクトショップのデザインを融合した」ファッショナブルかつ本格仕立てのオーダースーツ専門店として2016年オープン。

全国でも珍しい無店舗、出張型販売店の先駆けとして現在に至る。

公式HP : Biancco su misura（ビアンコ）